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【情報】昨年の自殺者、14年間で最少…震災関連49人

2012年1月11日

昨年の自死者数の速報値が出されました。

昨年1年間の全国の自殺者数(速報値)が3万513人だったことが10日、警察庁のまとめでわかった。

昨年より1177人(3・7%)少なく、1998年から14年連続で3万人を超えたが、同期間では最も少ない。男女別では、男性が前年より1416人少ない2万867人だった一方、女性は239人多い9646人で、男性が68%を占めた。

東日本大震災に関連する自殺は、内閣府が集計しており、6月から11月の間に計49人。遺体の発見場所は宮城の21人が最も多く、岩手15人、福島7人と被災3県に集中した。年齢別では60歳代16人、50歳代10人、70歳代7人と中高年が目立った。原因・動機別(複数選択あり)では、経済・生活問題14件、健康問題13件、家庭問題11件の順だった。不詳が14件。

(2012年1月10日19時42分  読売新聞)

14年連続で3万人を超えたとのこと。ひとりひとりの悩みや苦しみを想うと圧倒されます。「死にたい」という気持ちで今も悩んでおられる方は、もっと多いと思います。そういった方がひとりぼっちで悩むことのないように、活動を充実しなければならないとあらためて感じています。