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【8/7・25・9/5開催】オンライン「聴き方のお稽古」ご案内

2022年7月18日



私たち認定NPO法人 京都自死•自殺相談センターSotto (以下、Sotto) は、開設より10年にわたって、死にたい想いを抱える方からの相談を受けつけています。
本講座では、年間2000件の相談を受けるなかでSottoが培ってきた「聴く」で大切にしたい姿勢や態度をお伝えします。

講座の特徴は、死にたい気持ちを抱えた人からの模擬相談(ロールプレイ)による体験的な学びにあります。少人数のグループに分かれ、Sottoスタッフの進行によりロールプレイを実施します。「死にたい人からの相談」という非日常的な設定によって、日常のふるまいを手放し、「聴く」にフォーカスする体験を通じ、Sottoが大事にしていることを体感していただきます。

聴く姿勢を身につけることは、濃密なコミュニケーションを生み出し、チームにおける心理的安全性を確保するなど、組織のパフォーマンス・生産性を高めることにつながると考えます。

<< こんな方におすすめ >>

・「人の話を聞けていない」と言われたことのある人
・なかなか本音を話してもらえず悩んでいる人
・会話が続かず、話すことが苦手と感じる人
・Sottoのことが知りたい人

Sottoが大切にする聴き方を体験的に学び、組織の関係性を深める。ご関心のある方は、是非ともご参加ください。

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   開 催 概 要
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【日時】どの回も単発の研修です。お好きな回に何回でも参加いただけます。
①2022年8月7日 (日) 9:00~12:00 (8:50開場)
②2022年8月25日 (木) 19:00~22:00 (19:50開場)
③2022年9月5日 (月) 19:00~22:00 (19:50開場)

【場所】オンライン会議システムZoom
※参加URLはお申し込みの方に後日お知らせいたします

【定員数】各回10名 (先着順)
※最少催行人数2名

【参加費】各回3,000円
いただいた参加費は手数料を除き相談活動に充てさせていただきます。

【申込み】
peatixからお申込みいただけます。希望の参加日時のチケットを選んでください。
http://ptix.at/YG8Xnr

またはシンカブル寄付ページにて
https://syncable.biz/associate/sotto/donate?recurring=false
1「寄付金額」3000円を選択する
2「団体へのメッセージ」欄に【希望の参加日時・研修に期待すること】を記入ください
後日事務局にてお申込み を確認できましたら、講座当日のURLなどをお送りいたします。
お申込みから1週間経っても連絡がない場合は、お手間をおかけして申し訳ありませんが、事務局までその旨をお申し付けください。

郵便振り込みの場合は「so-dan@kyoto-jsc.jp」事務局まで、「お名前・希望の参加日時・研修に期待すること」を添えてご連絡ください。
振込先は以下になります。

【プログラムスケジュール】
00:00 オリエンテーション
00:20 座学
01:00 ロールプレイ (グループに分かれ自殺の模擬相談を実施)
02:10 振りかえり・質疑応答
03:00 終了
※随時休憩を挟みます

【参加者の感想ご紹介】
「「聴く」はトレーニングできるということ。感情に焦点を当てるということ。最初の「聴くの解像度を上げる」という意味が少し理解できた気がしました。聴き方の癖なども分かった気がします。聴くことは大事です、ということはよく研修で聴きますが、その「聴き方」を丁寧に教えてもらう研修は少ない気がします」

「Sottoの皆さまが自然体でサポートくださったことで、こちらも気負わず望めました。今日の内容で3時間は理想だったように思います。心のハグ、Sottoというチーム名にぴったりの内容でした。色んな方にお勧めしたいです。素敵なお時間をありがとうございました」

「安全な場だと感じながら受講することができました。皆さんが普段大切にされている、聴く際の「姿勢」が、ワークの中でもにじみ出ていたからではないかと思います」

「自分の無力さをちゃんとわかった上で関わることが基本。聞くためにはたくさん聴いてもらう体験をすることも大事」

自分の物語を手放して、相手の物語(背景・感情・ニーズ・大切にしていること)に心を重ねることの尊さと難しさを改めて感じさせられた、心に残るひとときでした

「ロールプレイでの学びがとても奥深くて驚きました。また参加したいです」

「ロールプレイを画面オフで行うので気を遣うところが少なくてやりやすかったです。実際に体験してみると、本を読んだり想像したりするだけでは知り得ないことが分かると思いました。また、Sottoさんの哲学がいわゆるいのちの電話のようなところとは一線を画しているので、自分が相談した経験ともあまり重ならず、こうすれば気持ちよく聞いてもらえるのか!のヒントを得られた気がしました」

「何を言ったらいいかの答えはない、マニュアルはないというsottoさんの肝の部分を、ロールプレイを通して実感させてもらえたという感じです。何を言ったか、何を言われたかは終わった後ほとんど残っておらす、息遣いであったり、そこに相手が、命ある人いたということの大きさが残りました。言葉にするとなんだかなですが、この感じを持ち帰れることがうれしいです」

【問合せ先】
認定NPO法人 京都自死•自殺相談センターSotto
TEL:075-365-1600 (平日9:00-17:00)
MAIL:so-dan@kyoto-jsc.jp