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【 12/23(木)オンライン開催 】聴き方のお稽古 〜働く人のための聴き方講座〜

2021年12月13日

聴き方のお稽古 〜働く人のための聴き方講座〜


コロナ禍となりコミュニケーションの方法が大きく変化しました。ZoomなどのWeb会議では、雑談など非効率でプライベートな話題共有の機会が減少しています。さらに、一人ひとりの表情を読み取ることが難しく、組織マネジメントするうえでメンバーが相互に信頼関係をつくっていくことが困難になっています。

このような渦中にあって、組織やチームのなかでいかに「話す」のかも大切ですが、それ以上にいかに「聴く」のかが重要です。

私たち認定NPO法人 京都自死•自殺相談センターSotto (以下、Sotto) は、開設より10年にわたって、死にたい想いを抱える方からの相談を受けつけています。

本講座では、年間2000件の相談を受けるなかでSottoが培ってきた「聴く」で大切にしたい姿勢や態度をお伝えします。

講座の特徴は、自殺の模擬相談(ロールプレイ)による体験的な学びにあります。少人数のグループに分かれ、Sottoスタッフの進行によりロールプレイを実施します。自殺の相談という非日常的な設定によって、日常のふるまいを手放し、「聴く」にフォーカスすることができます。

聴く姿勢を身につけることは、濃密なコミュニケーションを生み出し、チームにおける心理的安全性を確保するなど、組織のパフォーマンス・生産性を高めることにつながると考えます。

Sottoが大切にする聴き方を体験的に学び、組織の関係性を深める。ご関心のある方は、是非ともご参加ください。

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   開催概要
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【申込】 http://ptix.at/1MTLgY

【日時】2021年12月23日 (木) 19:00~22:00 (18:50開場)

【場所】オンライン会議システムZoom
※参加URLはお申し込みの方に後日お知らせいたします

【定員数】8名 (先着順)
※最少催行人数2名

【参加費】3,000円

【プログラム】
19:00 オリエンテーション
19:20 座学
20:00 ロールプレイ(グループに分かれ自殺の模擬相談を実施)
21:00 振りかえり
22:00 終了
※随時休憩を挟みます

【参加いただいた方からの感想(一部抜粋)】

「聴く」はトレーニングできるということ。感情に焦点を当てるということ。最初の「聴くの解像度を上げる」という意味が少し理解できた気がしました。
聴き方の癖なども分かった気がします。聴くことは大事です、ということはよく研修で聴きますが、その「聴き方」を丁寧に教えてもらう研修は少ない気がします。sottoさんの聴き方、として教えていただいた、相手の感情を感じることから、相談者との信頼関係はあるのだなっと思いました。もちろん、相談者との関係のあり方も大事ではありますが。

はじめは「自殺の相談」のロールプレイということで、自分の精神状態が安定してるのか?受けて大丈夫か?という不安もありました。(特に自身に精神疾患などはありませんが、自殺というワードには正直なところ構えました。)でも、募集要項の「自殺という非現実的な…」という趣旨に理解できたので、1週間くらい?迷ったのですがチャレンジしてみました。実際は、講座中にも細かい配慮があり安心して参加できることが分かりました。

Sottoの皆さまが自然体でサポートくださったことで、こちらも気負わず望めました。今日の内容で3時間は理想だったように思います。心のハグ、Sottoというチーム名にぴったりの内容でした。色んな方にお勧めしたいです。素敵なお時間をありがとうございました。