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京丹後市市長のお話(京都市自殺総合対策連絡協議会勉強会)

2012年8月27日

秋っぽい空がとても青くきれいですね。

さて、先日8月24日に、京都市自殺総合対策連絡協議会勉強会に参加してきました。講演してくださったのは、京丹後市市長の中山泰さん。中山市長は、「自殺のない社会づくり市区町村会」の幹事をされていたり、積極的に自死・自殺にまつわる問題について取り組んでおられます。お話をお聞きしていて、ジワジワと熱意が伝わってきました。市役所職員さんや、中山市長の声かけに賛同された他の市区町長さん方も、この熱意によって積極的にかかわってこられるのではないかと感じました。

印象に残ったのは、自死・自殺にまつわる問題にとりくむことは、行政の機能そのものだというお話でした。
今の機能を、一番しんどくなっている方がどうすれば利用することができるのか、というところが大きな課題になっていると思います。そこを自覚されながら、積極的に様々な取り組みをされていることはとても重要だと思いました。

また、全国の市区町村と連携をとることで、住民票をおいていないところに相談しても受け付けてもらえるシステムづくりをめざされてることについても重要性を感じました。人口のかぎられた自治体だと、相談しづらく、縁もゆかりもない土地でも相談ができるということは、相談される方の精神面での負担が少なくなると思います。

ぜひ、より多くの自治体が連携しあえるようになればいいですね。

勉強会に参加された皆様、熱意のある方ばかりで、刺激を受けました。また、今後も勉強会に参加することで、いろいろな情報交換をおこない、よりよい活動につなげられたらと思っています。